地球温暖化によるここ数十年の気候変動は、人間の生活や自然の生態系にさまざまな影響を与えています。たとえば、氷河の融解や海面水位の変化、洪水や干ばつなどの影響、陸上や海の生態系への影響、食料生産や健康など人間への影響が観測され始めています。

そこで、CO2などの温室効果ガスを削減することを目的として、電力源を化石燃料から再生可能エネルギーに切り替えることが国際的なコンセンサスとなってきました。日本においては、2030年度の温室効果ガス削減目標を、2013年度比で26.0%減としました。そのために、2030年のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーによる発電量は、全発電量の22~24 %が目標とされています。

■ 意見書フォーマットはこちら

発電事業概要

当社グループでは、宮城県石巻市に液体バイオマス発電所の建設を計画しています。

発電時にCO2排出量を増加させない本事業は、社会的要請に応えることができます。

当発電所は、化石燃料に頼らない再生可能エネルギーの普及促進を目的として制度化された固定価格買取制度(FIT)に認定されており、太陽光や風力のように自然環境に左右されずに安定的な発電を行うことができます。

石巻市の遊休山林を活用して発電事業を行うことで、発電所と物流を中心とした雇用・経済波及により、地域経済の活性化に貢献します。

本発電所は、海岸から離れている山林(高台)に建設するため、津波や浸水の被害は受けにくく、災害時の重要な電源になる資質を有しています。

津波などにより、大規模な停電が生じた場合、一時的に石巻港からの燃料供給が途絶えたとしても、10日分の燃料備蓄を使って発電を継続し、約20万世帯分の電力を供給することができます。

今後送配電事業など電力関係会社と協議を行い、災害時の地域の重要な電源として、果たすべき役割を明確にしつつ、地域に貢献して行きたいと考えております。

なお、G-Bioグループでは、日本国内のみならず地球規模での環境問題の解決に貢献することを目指しており、SDGsが掲げる17の目標すべてに関連した事業領域に取り組んでいます。

その取り組みの中核となる発電事業を通じて 「SDGs日本モデル」宣言に賛同する石巻市の取り組みの一翼を担うことで、石巻須江の地から本事業の素晴らしさを世界に向けて発信していきたいと考えています。


実績の有るバルチラ社発電機を採用

発電設備の概要

・発電設備:液体バイオマス発電設備(ディーゼルエンジンおよび蒸気タービン発電機)

・発電出力:102,750kW

・設置場所:宮城県石巻市須江

・FIT認定日:2017年2月22日

・運転開始時期:2025年(新型コロナウイルスの影響により変更する可能性があります)


植物油燃料調達に関する自主的取組方針

・第三者認証により持続可能性が確保された液体バイオマス(植物油)燃料を使用します。

・液体バイオマス燃料供給者と協力し、生産地の情報を開示し透明性を確保します。

・国が定めた第三者認証※により認証を受けた植物油は、持続可能性(合法性)が確保された植物油であり、サプライチェーンのトレーサビリティが確保された持続可能な植物油です。

※持続可能性確認に係る第三者認証は、2021年3月1日現在、RSB(Roundtable on Sustainable Biomaterials)、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)等。

〔燃料生産から供給までの取り組み〕

G-Bioグループでは、増大し続けるエネルギー需要に対して、持続可能なソリューションの創造に取り組んでおります。

その取り組みの中で、クリーンなバイオエネルギーを生み出すための非食用植物油を生産しながら、あらゆるステークホルダーに公平な価値を創造・管理・分配することを目指しています。

私たちのプロジェクトは、植林から、種子の収穫、搾油、製油、認証取引、G-Bio発電システムを利用した発電までの一貫したサプライチェーンマネジメント(SCM)として、開発しております。

この一貫したビジネスモデルにより、本プロジェクトで生産する発電燃料用の新規植物油は、無公害、高効率、再生可能であることを担保することが可能になっています。

会社概要

・社名:合同会社G-Bio石巻須江

・住所:東京都千代田区神田須田町1-18 

・設立:平成29年11月1日

・代表社員:株式会社G-Bioイニシアティブ

・TEL:03-5207-2772