① 環境に優しいバイオマス発電

G-Bio石巻須江発電所で行われる発電事業は、植物油を燃料とするディーゼル発電で、バイオマス発電方式の一種です。再生可能な植物油エネルギーを用いたこの発電方式は、化石燃料による火力発電を代替することができるもので、環境に与える負荷を大きく低減させることができます。

なお、わが国では、2030年度の電源構成において、火力発電の割合を減らし(2018年度の77%→2030年度の56%)、再生可能エネルギー発電の割合を高め(水力発電を除き、同9.1%→13.2~14.8%)、再生可能エネルギーを主力電源化することを目標としています。

G-Bio石巻須江発電所で行われるバイオマス発電事業は、この目標に大きく貢献するものです。

さらに、2050年の温室効果ガスの排出を実質0にする目標にも、貢献します。

② 気象条件に左右されない安定電源

再生可能エネルギー発電のうちでも、太陽光発電や風力発電は、日照や風況などの気象条件により、発電量が大きく左右されます。

この点、 当社が採用している植物油燃料によるバイオマス発電方式は、年間を通して一定の出力で発電することができ、電力の安定的な供給に不可欠なベース電源の役割を担うことができます。

G-Bio石巻須江発電所は、海岸から離れている山林(高台)に建設するため、大豪雨や津波などによる水害を受けにくい立地条件を兼ね備えています。また、発電所が変電所に隣接しているため、送電線の被災リスクが低く、分散型電源として災害時に重要な電源となる資質を有しています。

③ 次世代植物油燃料『G-Bio Fuel.P』を使用

G-Bio石巻須江発電所で用いられる発電のための燃料は、当社グループにて生産する植物油『G-Bio Fuel.P』です。

この『G-Bio Fuel.P』には、数々のすぐれた特性があります。 詳しくはこちら

④ 高い発電効率

G-Bio石巻須江発電所では、ディーゼルエンジンによる発電とその排熱を利用した蒸気タービンによる発電のコンバインドサイクル方式を採用し、発電効率は約46%を達成します。

なお、木質チップや、木質ペレットやPKS(パーム椰子殻)などの木質バイオマス燃料を使用した木質バイオマス発電の熱効率は20~30%程度です。

⑤ ライフサイクルCO2排出量

石油火力発電所(平均)のライフサイクルCO2排出量は738 g-CO2/kWh(電中研報告書による)であるのに対し、G-Bio石巻須江発電所を含むG-Bio発電プラントの場合は約70.2 g-CO2/kWhと約1/10になっており、非常に優れた発電プラントとなっています。 詳しくはこちら

⑥ 地域経済の活性化に寄与

G-Bio石巻須江発電所は、多様な方法にて地元経済の活性化に貢献します。 詳しくはこちら

⑦ SDGsの17目標への貢献

G-Bio石巻須江発電所を含むG-Bioグループの事業領域は、アフリカにおけるG-Bio Fuel.P原料植物の栽培、収穫・加工・保管、現地での販売、発電事業、及び現地での雇用創出、新規コミュニティや教育機関の設立、収益の再投資・運用、並びに日本での発電事業、排熱利用による事業と多岐に渡っております。

G-Bioグループは、これらを通じて持続可能な開発の経済的、社会的、環境的側面に横断的に関わる課題を解決することで、SDGsが掲げる17の目標すべてに貢献します。